導入事例
「柔軟に働ける会社」を実現するために必要なシステム
- 1~50名
- システム開発
イサナドットネットはソフトウェアに世の中をよりよくする力があると信じている会社です。 ヘルスケアテック・フィンテックに必要なソフトウェア技術を開発しています。 ロボット・チャット・会話型インターフェイス・センサリングデバイスなどのフロントエンドとインテリジェンスアプリケーション技術・P2P通信技術を用い、社会課題に取り組むことで、人間中心の社会の実現を目指しています。
検討理由
- 「柔軟な働き方」を実現するため、どこからでも勤怠記録が行える仕組みが必要だった
決め手
- どこからでも簡単に打刻ができ、正確な勤怠情報を記録・管理できる
- 分単位で正確に打刻・集計できる
- 勤怠記録の閲覧機能が充実している
運用方法
- 使う機能を限定。勤怠ルールもシンプルにし、徹底している
イサナドットネット株式会社様は、主にIoT・ロボティックスのソフトウェア開発・提供を行っている企業です。「働きやすい会社=柔軟に働ける会社」を目指しておられ、その一環としてジョブカンを導入されました。決め手や運用方法について伺いました。
働く日・時間・場所は本人の裁量で決められる
御社が目指す「働きやすい会社」について教えていただけますでしょうか。
当社が「働きやすい会社」を目指しているのは、「良い会社」とはどういう会社なのかを考えてきた結果です。
その重要な要素の一つに「柔軟に働ける」という概念があります。「柔軟に働ける」とは、「働く日・時間・場所を本人の裁量で決めて、最も仕事がスムースに進む方法を各々が考えて実現していくこと」と定義しています。
具体的に、どんな取り組みをされていますか?
フルタイム・パートタイムに限らず、業務を行う時間を社員の裁量で決められる勤怠運用を行っています。
週5日勤務しないパートタイム社員の場合は、出社日程も週ごとに本人の裁量で決めます。在宅勤務についても社員の判断に任せています。
勤怠全般において申請は不要。事前に同僚に連絡する、オンラインのカレンダーに記載する、など最小限の手間だけで勤怠管理ができるようにしています。
勤怠の自由度が高いと、生産性の向上につながる
本人の裁量がかなり大きいんですね。
そうですね。勤怠を本人の裁量に任せることで、結果的に生産性の向上につながっていると感じています。勤怠を任せると、社員が仕事とプライベートの予定をうまく調和させられるようになり、仕事もプライベートも効率的・効果的に進められます。これは特に子育て中の社員、親の介護が必要な社員に顕著だと思います。
勤怠ルールを守ってもらうための工夫があれば教えてください。
当社では、「やってはいけないことだけ明確に決めて徹底する」という考え方で勤怠運用を行っています。主なものとしては、
・ 21:15〜5:00の間の時間帯は、在事務所・在宅問わず勤務を禁止
・ 体調不良時の在宅勤務は禁止
の二点です。他は社員に任せています。このようにルールをシンプルにしたことで、徹底しやすかったと感じています。

子育てなど、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができそうですね。
はい。当社は「子育てがしやすい会社」も目指しています。柔軟に勤務ができる環境なので、家庭の都合と仕事を上手に両立させやすいと思います。
例えば、小さい子どもは急に体調を崩すことがあります。その場合、勤務日を変えたり、在宅で仕事をしたり、仕事を同僚に代ってもらうなどの選択肢がありますし、子連れ出社も可能です。
子育てが一段落してきた社員も、両親の介護・見送りといった課題が発生することがあるでしょう。これに関しても、同様のアプローチで取り組んでいます。
社員同士で協力しあうことも重要そうですね。
もちろんです。個々人の責任を重視するのではなく、社員同士が協力しあう、思いやりを持つことを推奨しています。
「柔軟な働き方」と「個人の責任」は、表裏一体のものとして捉えられがちです。しかし当社では、「社員が協力しあう環境」により柔軟に仕事ができるようにしたいと考えています。
「柔軟に働ける会社」の実現には、勤怠管理システムの導入が不可欠
ジョブカン勤怠管理は、どのように活用されているのでしょうか?
これまでお話したような環境を実現するためには、ジョブカン勤怠管理のようなクラウド型勤怠管理システムの導入が不可欠です。
ジョブカン勤怠管理は、事務所の打刻機・PC・スマートフォンから打刻が可能であるため、在事務所・出先・在宅で簡単に打刻ができ、正確な勤怠情報を記録・管理することができます。また、当社では給与を分単位で計算しているので、正確な打刻が重要です。その点でも、ジョブカン勤怠管理が活躍しています。
社員が勤怠記録作業に煩わされることが少なくなり、本来の仕事に集中できるようになったと思います。

打刻以外の機能はいかがでしょうか。
当社では、ジョブカン勤怠管理の記録を使って働きすぎがないか、禁止時間帯の勤務が発生していないか等のパッシブチェック(事後チェック)も行っています。ジョブカンは勤怠記録の閲覧機能が充実しているので、前述のような状況を見逃してしまうのを防げます。パッシブチェックにより、環境改善にも取り組んでいます。
うまく勤怠をルール化し、運用するコツを教えてください。
勤怠はもちろん、組織のルールというのは、改善を重ねていくと複雑になりやすいものだと思います。そして複雑化してしまうと徹底できないものです。
ですから、当社が行っているように、ルールはなるべくシンプルにしてそれを徹底することが、勤怠管理システムの効果を最大限発揮させるために重要なのではないでしょうか。当社では、ジョブカン勤怠管理も機能を限定してシンプルに使いこなすことを意識しています。