株式会社惠

旅館業界特有の働き方にも対応できる。
勤怠管理システムで老舗温泉旅館をDX

株式会社惠

会社URL
https://www.onyadomegumi.co.jp/
担当者名
代表取締役 室伏 学 様
  • 1~50名
  • ホテル・旅行
ジョブカン勤怠管理
サービス詳細資料
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神奈川県湯河原町の温泉旅館です。創業は昭和19年1944年なので、80年近くになります。 「いきな風情のおもてなし」をコンセプトにしており、ご家族連れを中心にご宿泊の受け入れを行っております。

課題

  • タイムカードでは休憩が1日1回しか打刻できなかった
  • 手書きの出勤簿では正確な記録が取れなかった

決め手

  • 1日あたりの打刻回数に上限がないこと
  • さまざまな働き方にフレキシブルに対応できること

効果

  • 1日に複数回の休憩が管理できるようになった
  • 短時間の休憩でも記録できるようになった

まずは御社について教えてください。

昭和19年1944年に創業してから、80年近く経営しています。現在春の行楽シーズンに向けた準備もしているところです。

私どもは、旅館一軒だけを経営する会社ですので、私と女将で総務、人事、経理をやっている形です。ですから勤怠管理は私自身がおこなっております。

導入前の状況や課題について教えてください。

以前は紙のタイムカードで打刻をしていました。しかしタイムカードでは「出勤」「外出」「再入」「退勤」と4回までしか打刻できませんでした。そのため1日に複数回の休憩を記録できない課題がありました。

タイムカードをやめて、それから10年くらい手書きの出勤簿をつけていました。

休憩時間はスタッフが各自計算して、何時間休憩していたという記録の取り方をしていました。

従業員の方は何名働いていらっしゃいますか?

常勤の社員は20数名で、あとはパートが10数名です。

従業員の方はどのような働き方をされているのでしょうか?

業務内容はフロント、客室係、調理、清掃などですね。

働き方としてはたすき掛け勤務という業界特有の働き方があります。

1日目は午後半休で、2日目は全休、3日目は午前半休で、合計して2日間の公休として扱います。半休2回を合計して1日の休みとして扱うわけです。

弊社では、深夜勤務する専属のスタッフもいますし、調理スタッフや仲居さんは昼間の中抜け休憩が何時間もあるような特殊な勤務形態です。中でも仲居さんは特殊で、お客様へのご朝食のサービス後に、自分たちの休憩があります。

その後、部屋の清掃やセッティングの後に、中抜けの長い休憩があり午後出勤となります。勤務中にも短い休憩が何度かある形です。

ジョブカンなら複雑な働き方でも対応できた。信頼できる勤務データを管理できる。

ジョブカン導入のきっかけはなんでしたか?

導入前の労働管理方法について、労働基準監督署から適正な管理をするようにと指導を受けたことがきっかけです。

他のサービスとも比較しながら、手当たり次第に探して検討して…。その中でジョブカンの使い勝手が一番良かったです。

どのように課題が解決されましたか?

ジョブカンは1日の打刻回数の上限がないので、何回でも休憩打刻ができます。しかもそのデータを適切に管理できます。出勤簿ですとか、紙のタイムカードよりもはるかに便利になりました。

また、手書きの出勤簿では虚偽の記録ができてしまうので、以前それでトラブルになったことがあります。これらも電子化することで、客観的なデータを残せるようになりました。

旅館業としてジョブカンの機能はいかがでしょうか?

業界に対する労働管理の指導は定期的にあります。温泉旅館や宿泊施設での働き方として、複数回の休憩が実態としてあるので、そこにジョブカンの機能は魅力だと思います。

また変形や固定勤務もあり、休憩も複数回あるような勤務形態でも、ジョブカンの勤怠システムを使うことで、客観的に信頼できるデータで管理できるようになります。

弊社では変形勤務体制を取る者ばかりではないので、フロントの者は基本的に朝出勤をして休憩を取って夕方退勤するといった勤務形態です。

夜のフロントスタッフも、夕方出勤して仮眠を取って朝退勤するので、たすき掛け勤務はあまりさせていないんですね。その部分に関しても、ジョブカンの機能でしっかりと対応できます。

法改正や働き方改革などがありますが、これからどのような労働関係法案が関係してきそうでしょうか?

やはり残業時間の上限や、有休休暇の取得などが課題になってきています。業界団体や組合の中でも資料の共有や、情報交換をしています。同業の方から相談を受けることもありますので、その時はジョブカンをすすめたりしていますよ。

機能改善に関する要望がありましたら教えてください。

今のジョブカンのシフト機能だと、半日勤務が中々管理できないところと、法定休日と公休が合算となるところです。勤怠の出勤簿に有休休暇や休業を反映させられると、とてもありがたいと思っています。

最近話題の育休、パパ育休など新しい制度が出てきていますが、取得状況はどのような状況でしょうか?

現状は結婚するまで継続勤務してくれるスタッフが中々いない状況です。実態として育休になるスタッフがいない状況です。

特に現状はコロナ禍の影響もありますね。おもてなしの仕事をしたいと思って張り切って入ってきたのに、休業になったり清掃ばかりとなると、モチベーションが下がってしまいます。

今後若い社員が定着しながら、結婚して出産をするということになれば、対応していく必要があると感じていますし、そうなってほしいですね。

従業員のモチベーションを維持するために、メンター制度で先輩社員をつけてみたり、外部講師の方を招いて勉強会を開いたりなどしています。

本日は貴重なお話ありがとうございました!

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