宇田川グループホールディングス株式会社

残業時間可視化で残業削減の意識が芽生えた。有給取得率向上でエンゲージメントもアップ。

宇田川グループホールディングス株式会社

会社URL
https://www.musashi-s.co.jp/
担当者名
執行役員 経営企画部・人事部 部長 伊藤 貴志 様
  • 1~50名
  • 建設・不動産
ジョブカン勤怠管理
サービス詳細資料
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地元である『杉並区荻窪』に密着し、不動産開発を中心とした街づくりを通じて、地域の発展と弊社グループの発展を目指しています。

課題

  • 紙ベースの管理では労働時間の実態把握が困難だった
  • データの蓄積や活用ができず、課題解決につながらなかった

決め手

  • 導入のしやすさ
  • コストの安さ

効果

  • 有休取得率が向上した
  • 勤怠管理がリアルタイムで把握できるようになった

まずは御社について教えてください。

持ち株会社含めて6社からなるグループです。地元である『杉並区荻窪』に密着し、不動産を中心とした事業を行っています。そのうち3社がジョブカン勤怠管理を使っています。

導入前の状況や課題について教えてください。

導入前は勤怠管理は手書きで行っていました。出退勤の時刻を印刷した紙に手書きするか、エクセルで手入力するかのどちらかです。会社や事業部によって管理方法が違ったりしてました。各部署内で管理するメンバーもいたりいなかったり…というのが実際のところです。

これまでの紙ベースの管理では労働時間の実態把握が困難でした。また、データの蓄積や活用ができないため、課題解決も難しい状況でした。

ジョブカン導入のきっかけはなんでしたか?

2018年に労働基準法が改正されたことがきっかけです。法改正に対応するのはもちろん、これをきっかけに労働時間の管理をきちんとしようという声が社内から出ていました。その後のコロナ禍の影響もあり、働き方改革を進めることになりました。

導入前と後で、働き方が変わった部分をお聞かせください。

あまりいい話ではないかもしれませんが、リアルタイムで全従業員が打刻するようになったので、これまで大ざっぱに管理していた労働時間が明確に可視化されました。結果として導入直後は数値上の残業時間は増えました。適正に管理することで、より実態に近い数字が出るようになったんですね。

ただ、その後は客観的に管理ができるようになり、自分の残業時間をリアルタイムで把握できるようになったので、残業抑制効果は出ていると思います。季節的要因もあるので一概には言えませんが、導入からしばらくたった今、全体としては残業時間は減りつつあると感じています。

有休制度についてお伺いします。有給申請もジョブカン上でやっていただいていますが、使い勝手はいかがでしょう。

みんなスムーズに使っているので、使い勝手は良いと思います。以前は有休の申請も紙でやっていたのですが、今はPCでできるようになり、有休取得率がかなり高まりました。その分従業員も働きやすさを感じていると思います。

当社はかなり有休が取りやすい環境で、毎年20日間付与される有休を全て使い切る方もいるくらいです。さらに有休を使いやすくするために、年に1回、1週間程度まとめてとることも推奨しています。リフレッシュ休暇のような感じですね。

休暇が取りやすい環境のようですが、全体的に従業員の方のエンゲージメント(会社に対する信頼)は高まっていますか?

その辺に関して不満はないと思ってます。従業員の要望に応じて、今回から新たに「時間休」も導入しました。今まで休暇は1日休か半休しかなかったのですが、時間数を指定して休暇を取得できるようにしたんです。

育児や介護の都合で早く帰らないといけないという従業員も多く、前々から要望がありました。ジョブカンの導入によりこういったこともやりやすくなりました。満足してくれているといいですね。

先ほど法改正の話がありましたが、労働関係の法律は順次改正されていますよね。このあたりは重点的にチェックされてますか?

法改正に関しては法律を遵守するというのがもちろん第一ですが、経営陣の意識もそれ以上にだいぶ高まっているように感じます。社会的にも意識改革が求められているということだと思います。

2023年4月以降、月間60時間超の残業に対する割増賃金が中小企業にも適用されますね。そのあたりはいかがですか?

そのあたりの報告は適時私の方でしているので、意識はしていると思います。効率化もそうですし、長時間労働に対してケアしなきゃいけないんじゃないかという問題意識は芽生えてきてますね。

残業の削減は簡単ではありません。ただ、2年間ほど試行錯誤してみた結果、残業過多になりやすいのは管理職クラス、マネージャークラスの特定の従業員だということがわかってきました。改善が必要なのは経営陣も意識しているので、面談を行うなどして労働時間の削減に取り組んでいます。

ジョブカンのおすすめポイントがあれば教えてください

導入が容易かつローコストであることが一番のおすすめポイントですね。管理部門の事務負担が大幅に軽減されたのが一番の効果です。勤怠管理がリアルタイムで適確に把握できるのがとても便利で、管理に役立つと感じています。

本日は貴重なお話ありがとうございました!

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